エメラダ株式会社(本社:東京都港区、以下当社)は、事業者の口座情報を用いた信用リスク評価を行う与信評価モジュール(以下、本サービス)を開発し、ファーストユーザーとして城北信用金庫への提供を開始します。本サービスは、同金庫が2024年4月から運用を開始予定のFace to Face 型キャッシュフローレンディング商品「アセンブリ」の融資可否判断及び貸出可能額の算出のために活用されます。
当社が提供する口座アグリゲーションプラットフォームに連携された、個別企業のリアルタイムのキャッシュフロー情報等を用いて、ユーザーが必要とするタイミングで与信評価レポートが自動で生成されます。
このレポートを取得することで、ユーザーは、顧客の口座残高情報や入出金明細情報を活用した信用リスク評価、返済余力チェック、融資可能額の算出等に基づいた、融資判断を行うことが可能になります。
ユーザーは、自社の与信プロセスに本サービスを「組み込んで」活用することで、顧客のキャッシュフロー情報を評価に加味した独自の融資商品の構築や与信供与枠の設定を、スピーディーに行うことができるようになります。例えば、 顧客の決算書の取得が難しい場面や、業歴が浅い新興企業等の財務数値だけでは融資判断が難しい場合等でも、事業者向け信用供与の場面にも幅広く活用していただくことができます。
また、当社が別途提供する顧客の申込管理や入金実績と連携した期中モニタリングシステム等を同時に利用いただくことで、事業者向けの金融サービスを低コストで構築をしていただくことができます。
当社では、本サービスの提供とともに、独自信用スコアリングモデルであるエメラダ・アナリティクスの地域金融機関への提供や融資商品の構築実績を活かして、金融サービス提供事業者に対して幅広い融資商品や信用供与枠の算出ロジックの構築ニーズに対する導入コンサルティングをサービス提供していきます。